Gallery Den mym ギャラリーデン南山城村 Gallery Den mym ギャラリーデン南山城村

Review

2011.7三人のカタチ

(2011.7.25-8.6 11:00-17:00)  Pastページ>>>>

<真夏の夜のイベント>
part1/「星を仰いで」
日  時 : 7月30日(土) 夕刻〜21:00
会  場 : Gallery Den mym本館、野外舞台、前庭など


天気予報通り曇り空が夕刻前にしぐれはじめる。飲食も音楽も雨天決行予定だが…。
サウンド機材を借りにやまなみホールへ走る人。
昼間に運び込んだビールやジュース缶を取りに公民館冷蔵庫へ走る人。
朝から進めてましたローソク立て竹細工を庭のあちこちに設置する人。
松明の薪割る人。バーベキューの炭起す人。おにぎりを結ぶ人。差し入れ頂いた枝豆湯がく人。
どうやら雨が止んできた。
まずは高尾区長、中南勝さんの音頭で乾杯。
展覧会出品作家、谷内薫(陶)、中田有香(押し葉)、の制作トーク。
三好剛生(FRP、金属等)は欠席。高尾の郷土料理、五平餅紹介の仲西幸子さん。
原木しいたけをタコにみたてて焼いた「しいたま焼」元祖、福仲稔さんの挨拶。
村内外から、50人もの方々がお出でくださる、有難いこと!
飲食の募金箱は合計12,459円に。日本赤十字社東日本大震災義援金とさせて頂く。
そろそろ”音楽”の登場。ロビン・里、滝尻志奈のソロとデュエット。
風雲(中田有香のお姉さん演奏の二胡&友人のギター)。飛び入り奏者も素晴らしい。
闇を灯すローソクの明かりが、常には無い空間を生み出し、飲食も会話も弾んでゆく。
Two Bozys and One Fake Hair(4人のロックバンド)が、快適なリズムを打ち出す。
松明の火の粉が飛び交う中、会場の熱気がいやがうえにも燃え上がる。
大自然の闇の祭典は、野生の魂に揺さぶられたがごとく、舞踏のフィナーレに終わる。


part2/「村内一泊体験」
日  時 : 7月30日(土) 夜〜7月31日(日) 朝 

村内のご家庭で、宿泊させて頂く。寝具とシャワーをお世話になる。
朝食はGalleryに集合のこと。予想に反して希望者は少なく、企画内容の再検討が課題となる。
と同時に、企画内容が内蔵している”困難”にこそ、
”明日への道標”の一つが立っているのに気付く!
「南山城村でどんなアート空間を創ってゆくのか?」。
今回の展覧会出展作家たちとの15日間に亘った営みも、道しるべとなるであろう。



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